さて発表会も終わり、次は音楽キャンプのご案内です!
アートキャンプって?
信州アートキャンプは自然豊かな長野県上田市に位置する信州国際音楽村で、音楽を学ぶ子どもを対象に、2013年から毎年開催されています。去年はコロナで中止となり残念でしたが、今年は7月18日から24日の一週間の予定で開催されます。私の友人である、音楽家の3姉妹(チェリスト、ピアニスト、ヴァイオリニスト)が驚くべきパワフルな活動の一環として主催している関係で、第一回目から講師として参加させていただいており、音楽教室の生徒さんも毎年何人も東京から参加しています。
メインはアンサンブル!
参加者の一般募集はせずに、関係者の知り合いだけで20名から25名ぐらい集まって、個人レッスンを受けたり、ソルフェージュやアンサンブルの授業を受けます。小さい子どもがトリオやカルテットを経験するチャンスはとても限られているのですが、このキャンプはむしろアンサンブルがメインなのが魅力です。一週間という短い期間ですが、「はじめまして」のお友達とアンサンブルを組んで、調弦の仕方や冒頭の合図の出し方から始まり、先生のアドヴァイスのもと一緒に音楽を作る喜び、相手の音を聴きながら弾く楽しさを味わうことができます。
ソルフェージュ授業
レベルに応じて基礎を教えてもらったり、簡単な即興を体験させてもらったり、いつものソルフェージュとはまた違う内容で楽しそうです。ミュジコロールでソルフェージュを担当してくださっている珠美先生と、珠美先生のお姉さんでありキャンプの主催者であり、大学の教鞭をとっていらっしゃる彩子先生が丁寧に見てくださいます。
そのほかアクティビティ
音楽以外にも理科の実験や美術、英語、フランス語、バーベキュー、天体観測、流しそうめん、地元の農家さんにお邪魔させていただいて野菜の収穫など、楽しいレクリエーションが毎日用意されています。なぜか小学生に人気なのが温泉・・・。(天候によっては実施できないレクリエーションもあります)
参加された生徒さん達の声
東京からの生徒さんは、一度行くと皆さんリピーターとなって何回か参加されています。カリキュラムがしっかりしていること、毎日の授業のプログラムは生徒さんごとに組まれていて、とても充実していること。東京の家族から離れて、自然にたくさん触れながら音楽を学ぶお友達と出会い、一緒に過ごす時間が、かけがえのない経験となっていること。そして、練習や宿題は、空き時間や朝夕の時間を利用して各々で自主的に行うことが、自立への大きな一歩となっている、、、など、キャンプを通して見られた成長を保護者の方が話してくださいます。
もしご興味がありましたら、レッスン室にパンフレットを置いていますので、講師にお声がけください。全日程が難しい場合は短期での参加も可能ですので、ご相談ください。